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病院紹介

病院長挨拶

病院長  石橋 達朗

患者さんが満足する最善最良の医療を


あらゆる医療の要請に応える

   九州大学病院は、平成28年熊本地震において、災害派遣医療チーム(DMAT)をはじめ、多数の医療従事者を現地に派遣し、被災者の支援にあたりました。また、本院が備蓄している飲料水や食糧を被災地の病院に提供したほか、被災した病院から患者さんの搬送・受け入れを行いました。全国の国立大学病院からの支援を取りまとめる、窓口としての役割も担いました。
   このような災害医療、救急医療はもちろん、あらゆる医療の要請に応えていくことが、西日本地域の中核病院、国立大学病院としての本院の使命であると考えます。そのためには、診療・研究・教育すべてに真摯に取り組み、最先端の医療を追求していきたいと思っています。

診療体制の充実と高度医療の提供、最先端の研究を

   本院は、「都道府県がん診療連携拠点病院」「小児がん拠点病院」として、地域におけるがん診療の中核的役割を担っています。昨年度、がん看護外来、がん専門薬剤師外来を新設したほか、世界初となる、抗がん薬の自動調製ロボットを民間企業と共同で開発しました。今後も、がんをはじめとする難治性疾患の治療に力を注ぐと共に、診療体制の充実を図り、患者さんが満足する医療を追求してまいります。さらに、国立大学病院で最多実施の臓器移植・骨髄移植をはじめ、ロボット支援手術、再生医療、遺伝子治療などの先端医療に取り組み、特定機能病院として高度な医療を提供し続けたいと考えています。
   本年1月、本院は厚生労働大臣より「臨床研究中核病院」の承認を受け、日本発の革新的医薬品・医療機器の開発などに必要となる質の高い臨床研究や治験を推進するため、国際水準の臨床研究や医師主導治験の中心的な役割を担う病院として、位置づけられました。
   現在、A RO次世代医療センターにおいて、日本医療研究開発機構の「橋渡し研究加速ネットワークプログラム」「未承認医薬品等臨床研究安全性確保支援事業」を推進しています。西日本地域における研究の拠点として、今後より一層、最先端の研究に力を注ぎ、未来に役立つ医療の創出に努めてまいります。
(A RO:Academic Research Organization)

リサーチマインドをもつ医師の育成と、さらなる国際化の推進

   優れた医療人の育成は、本院のもっとも重要な役割であると考えます。本院では、新医師臨床研修制度における初期研修と後期専門医研修の充実化を図り、高度な設備と教育環境を整備してきました。加えて、平成29年度より開始予定とされる専攻医研修への対応も進めています。本院での研修を通して、より多くの研修医がリサーチマインドを持ち、高い問題解決能力を備えた医師に成長することを目指しています。
   さらに、文部科学省の「未来医療研究人材養成拠点形成事業」を推進し、さまざまな医療課題の解決や、国内外の医学・医療の発展に寄与する人材の養成にも取り組んでいます。
   「国際化」への取り組みも、本院の大きな特徴です。平成27年度、外国人の患者さんの受け入れを行う「国際診療支援センター」、海外からの研究者の受け入れや派遣などの人事交流を行う「海外交流センター」、遠隔医療教育を展開する「アジア遠隔医療開発センター」、3つの組織からなる「国際医療部」を設置しました。
   国際医療部では本年2月、国家戦略特区としてグローバルな創業・雇用の創出を目指す福岡市と連携し、高度な技術をもつ外国人医師を招聘する共同事業を実施しました。この事業は、臨床教授等制度を用いた、全国初の取り組みとして大きな成果を収め、8月には、第2例目の招聘を行い、今後も積極的に展開してまいります。
   本院はこれまで、アジアで随一の遠隔医療教育拠点として、全国国立大学病院の国際化ネットワークの中心的役割を担ってきました。これからも、その実績と成果をさらなる国際化へと活かしていきたいと考えています。

理念の実現に向け、最新最良の医療を追求

   本院が目指す医療とは、患者さんが満足しご家族が納得すると同時に、医療従事者も満足し納得できる医療です。
   「患者さんに満足され、医療人も満足する医療の提供ができる病院を目指します。」という理念のもと、本院だからこそできる最新最良の医療を提供したいと思っています。
   そのためには、経営面の安定・強化が重要です。経営が安定してこそ、質の高い良い医療を提供できると考えています。病院理念の実現に向け、最高水準の診療・研究・教育を志すと共に、より盤石な経営基盤の構築に努める所存です。

2016年 8月

平成27年度 第1回病院長報告会資料(平成27年  10月) 

平成27年度 第2回病院長報告会資料(平成28年   3月) 

平成28年度 第1回病院長報告会資料(平成28年  11月) 

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